第53期 2007年 10月号 |
茅ヶ崎方式英語会 本 校 会 報 |
第53期 2007年10月号
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茅ヶ崎方式英語との出逢い
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C3会員 永山健一郎 |
海外(香港)で10年に亘り米系多国籍企業で事業開発を勤め上げ、退職と共に家族ともども本帰国をしました。新天地大磯に軟着陸し5年になります。その間、久方ぶりの綺麗で安全な日本を実感しております。
しかし一方で、あらためて課題を発見しました・・海外出身者のネットワークを開発する機会が少ないこと・・海外滞在中に見てきたアメリカ人、香港人/中国人、シンガポール人などに見られる「今日の課題が厳しければ厳しいほどその課題の克服に燃え、明日の夢を勝ち取ろう」という目の輝きが乏しいこと・・その一方、総日本人が「代替案と行動を持ち合わさない天才的総批評家」であること・・・この実感から来る複雑な思いをぬぐいきることができません。 こうして始まった新しい生活の中で、「大磯のコミュニティーを核にして国際交流を醸成したい。グローバリゼーションを積極的にとりこみ、広く視野を拡げるとともに、湘南にしっかり足を踏みつけ、コミュニティーの方々と心豊かな生活を楽しめるようにお役にたちたい」と思うようになりました。 そんな時に茅ヶ崎方式を見つけ、通い始め既に3ヶ月を経ました。私のスケジュールにはCM(Chigasaki Method)の記号が忙しく記入され、皆勤に励んでいます。なんと、ここではどの曜日のクラスの生徒・講師とも目が血走っているではありませんか。 一体この稀有な光景は何処から来ているのだろう?私の観察は以下の通りです。 1つ。教育の思想が明確であること。「考えて発信できる人づくり」と理解した。 2つ。グローバルな視野で、新鮮な情報を教材とし、生き生きした国際語(英語)で 一貫性のあるカリキュラムを実践していること。 3つ。レベルの高い講師が日本人に最も適した教育を実施していること。 私の座右の銘である" Think Globally, Act Locally"の実践者としてCMは貢献 していることを強く認識しました。 CMで、"Substance and Logistics"― 「明確な主体性のある思想の醸成」と「効果的な伝達能力の育成」―を念頭において私自身のブラッシアップを大いに楽しみたいと思っています。
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