第61期 2012年 1月号

茅ヶ崎方式英語会 本 校 会 報

第61期 2012年1月号

和文英訳がおすすめ!

C2会員 藤本 汐美

 私は中学2年生で英検準1級に受かったことに、本当に喜びを感じています。
 私が茅ケ崎方式英語会に入ったのは、去年の8月でした。今まで何回も英検準1級を受けましたが、いつも数点足りず落ちてしまいました。英語会にはまだ2か月しか通っていなかったにもかかわらず、私は以前の点数より10点もあげることが出来て、合格につながりました。
 私がこの2か月でやったことは、それほど大変ではありませんでした。出来るだけ、C2クラスについていくことを意識し、単語を増やそうとしました。単語を増やすために大いに役立ったのは「英語教本Book 2」です。先生にアドバイスを受けたように、次週のUnitの和文を毎日5問ずつ出来るだけ英語に直すことにしました。最初は「そんな単語知らない!」と思いながら解いていましたが、数をこなしていくうちに何回もでてくる単語は自然に覚えるようになりました。だから、今まで分からなかった単語が分かるようになったときは本当に嬉しかったです。最初は大変だったものの、「慣れ」で時間もさほどかからなくなり、苦ではなくなりました。私はこのやり方で、準1級が受かったと思っています。単語だけ覚えてもどのように使うのかは分かりません。しかし文で覚えることにより、活用が自然に身に付いたと、思っています。
 これに加え、市販の英検のテキストを買い、毎週土曜日に問題を解き、単語帳を作って、寝る前に覚えるようにしました。しかし、いざ試験に臨むと分からない単語はでてきましたし、正直あまり自信はなかったです。ですが、今振り返って考えてみると長文でも茅ヶ崎方式でのテキストやクラスで配られるプリントの単語がいくつも出ていたので、確実に点数に結びつきました。また茅ケ崎方式のニュースを題材としたリスニングは、英検のリスニングテストにも非常に役に立ちました。不安だったものの、1次試験に受かることができた私ですが、まだ2次試験があったので安心はできませんでした。
 小学3年生までインターナショナルスクールに通っていて、今も英会話を習っているので1次試験よりは落ちついていました。しかし1次試験から2次試験まで2週間しかなかったので、英検2次のテキストを使い何回も練習しました。そこで役にたったのは、以前から英語の本を読むのが好きだったことでしょう。私はアメリカ人の友達とメールをしていてよく色々な本をすすめられ、読むスピードは遅いのですが、できるだけたくさん読もうとしました。例えば私が特に好きなもので言うと、The Hunger GamesのシリーズやThe Secret Of The Immortal Nicholas Flamelが挙げられます。読み続けたことで、自然と話すうえでの文章の構成が身に付き、2次試験に応用できたと思います。もちろん読むスピードも早くなったと思います。私が合格できたのは、色々なことを少しずつ長く続けてきたことにあると思います。
 次は1級を目指してがんばりますので、先生方のご指導をよろしくお願いいたします。