2002年1月号2 |
茅ヶ崎方式英語会 本 校 会 報 |
英検1級に合格して
|
中村 誠(C3 会員) |
一昨年の春以来、茅ヶ崎方式に基づいて学習してきた結果、平成13年度第1回英語検定で、念願の英検1級に合格
することが出来ました。 長年のハードルだった1次試験(筆記)の合格通知が届いたのは2次試験の1週間前、「しばらく英語を喋ってい ない!」という切羽詰まった状態でした。2次試験では、与えられた5つのトピックの中から1つ選んで2分間スピ ーチした後、Q&Aに参加します。試験前の1週間だけは、「英語で喋ること」を真剣に考えました。本校の英会話 クラスに参加する等、「英語で考えて、喋ること」を実践しました。また、手持ちの月刊英語教本を精読し、時事的 なトピックスを頭に入れました。 ラッキーだったのは、2次試験のトピックに「日本の国技には、何が良いか」があったことです。Jリーグが創設 される以前からサッカーのサポーターだったので、これを見た瞬間に飛びつきました。与えられた準備時間は1分間 です。「サッカーこそ、日本の国技たるべし」という結論と、その理由を3点述べました。「結論⇒理由⇒結論で締 め」というスピーチの組み立ては、自分として満足のいく出来で、スピーチはちょうど2分で終わりました。 2次試験はスピーチだけではありません。Q&Aも重要なポイントです。ここでは、面接態度も評価されますので、 会社のセミナーで得たプレゼンテーション時の鉄則「LOOK⇒SMILE⇒TALK」(試験官を見つめて、微笑んで、語る) を守り切りました。 英検最大の難関である1級を突破するには、茅ヶ崎方式での学習が最適でした。私の学習方法は次のようなものです。 ・月刊英語教本のテープを毎日聴く ・本校C3クラスで応用編を勉強する ・対話編の全英文をパソコンに入力し、活用する ・CNNを聴き、TIMEを読む 茅ヶ崎方式中心のやり方を実践し、英検1級、TOEIC 955点まで到達しました。英検1級合格は悲願でしたが、あく までも通過点です。「デファクト・スタンダードを備えたタフ・ネゴシエーター」(英語やパソコンといった「事実 上の世界標準」的な能力を持ち、困難な問題に対し、粘り強く交渉出来る人物)という自分の目標に進む糧といたし ます。 |